ウエス選びのポイントをまるっと、ご紹介します
こんにちは。
大阪で生地の買取・引き取りを行なっている井上商店の井上です!
今回は、広く流通しているウエスについて、選ぶポイントをご紹介したいと思います。
そもそも、ウエスって何?って話ですが
ウエスは、英語で「waste」=ゴミ・廃棄物の意味で、使い捨ての雑巾みたいなものです。
主に、製造業の工場や清掃現場などで使われることが多いと思います。
中には、医薬品などの精密検査でも使用されているものもあります。
さて、ウエスの種類について、まず抑えるべきポイントは以下の5つです。
1.材質(綿やポリエステルなど)
2.状態(新品かリサイクル品か)
3.色(白・淡色・濃色など)
4.生地の種類(メリヤス・タオル・シーツなど)
5.縫い目(含まれるか、含まれないか)

メリヤスのスムースウエス(最高級ウエス)
以下、ポイントを個別に説明します
1.材質については、綿とポリエステルがほとんどです
→「綿100%」が格別で最も好まれています
・傷がつきにくく、静電気も起こりにくい
・繊維製品品質表示規定から全体の10%未満の繊維は表示しなくて良いというルールから、
「材質:綿」となっていても「材質:綿100%」ではないことが多いため注意が必要です
材質:綿 = 綿100% とは限らない
※弊社の商品でも「綿100%」と「綿」は区別しています
→ポリエステル100%の吸着スピードは抜群です!
・ポリと聞くだけで「ダメなウエス」と思われがちですが、
油や溶剤の拭き取りには優れています
・規制の製品でいうと、マイクロファイバーのタオルがイメージしやすいと思います
・液状のものを吸着する特質は非常に高いといえますが、
その反面、吸水性(=水を保持する性能)は低いので
「拭いてすぐに捨てる」現場にピッタリです
【注意点】
温度が160~180℃になると溶けてしまうのと、静電気が発生しやすいので、
現場の環境に応じて選ぶ必要があります
2.状態については、文字どおり新品未使用の生地か、古着などのリサイクル生地か、です。
→新品ウエスに比べて、リサイクルウエスの方が吸水性が高いです
着古した綿の肌着をイメージしてもらえるとわかりやすいと思います
→リサイクルウエスも、きちんと洗濯や熱処理がされていますが
素手で触ることに抵抗がある方もいらっしゃいます
→リサイクル生地の方が安価です
※弊社の商品はすべて新品未使用です
3.色については、白が王道です
→やはり白が綺麗で、拭き取りの状態もわかりやすいので好まれます
その分、単価は高くなります
→色物のほうがお手頃価格になりやすい
色物でも、淡色のほうが好まれやすく、濃色~黒になると用途の幅が狭くなってしまいます
→黒ウエスは、ほとんど需要がないため廃棄されることが多いですが
白色の汚れを拭き取るような現場では価値があると思います
そのような事業者様は、とても安価で手に入れることができます
白>淡色ウエス>濃色ウエス>黒ウエス
※弊社では、白と色物(淡色・濃色混在)と黒色を販売しています

色ウエス仕分けの様子
4.生地の種類については、用途に応じて注意が必要です
→大きく分けて3種類です
➀メリヤスウエス(メリヤス=ニット生地)
・最も流通しているウエスです
・服地がほとんどのため、柔らかく使いやすいので、幅広い現場で使用されています
・生地と生地を縫い合わせている物も多いので、購入時にはチェックが必要です
➁タオルウエス
・文字通りタオル生地です
・吸水性の高さはイメージしやすいと思います
・毛羽立ちによるホコリがデメリットです
・濡れた状態で使用する場合は、比較的ホコリが出にくいです
➂シーツウエス
・文字通りシーツの生地です
・薄い生地でやや硬めの生地が多いです
・吸水性には優れませんが、硬さを生かした細かい作業に向いています
・メリヤスウエス・タオルウエスと比較すると、最も安いウエスです
※弊社では、現在メリヤスウエスのみ、お取り扱いしております
5.縫い目の有無をチェックしましょう
→ウエスになる生地は、服やシーツなどの製品にならなかったものがほとんどです
そのため、その過程で縫い目のある部分が、ウエスに含まれるものもあります
→縫い目(ステッチ)があると、拭きやすさ・作業効率は低下します
拭き取る対象にも拠りますが、気にならない場合は「縫い目有り・ステッチ有り」を選ぶほうがお得です
以上、簡単ではありますが、ウエス選びのポイントをご紹介させていただきました。
ウエスを使用されている現場の方々は、社会にとって必要なお仕事ばかりだと感じております。
そういった方々のお力になれるよう、これからも営為努力してまいります。
変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
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